施設長から
「和を以て貴しとなす」
故郷の家 神戸 施設長 松下 良平
両親が共働きで、祖母がよく面倒を見てくれていたことから、高齢者福祉に興味を持ち、14年前に故郷の家・神戸でボランティアをさせていただいたことが、福祉の世界で働くきっかけでした。
これまで、介護職、生活相談員、事務職など様々な職種を経験させていただきました。
介護職として経験間もない頃、「ご利用者とは一期一会の気持ちで接しなさい」と教えていただき、また事務職に移動となり戸惑い悩んでいる時は、「ご利用者と直接的な関わりは減るが、回りまわってご利用者の支援に繋がる大事な仕事」だと教えていただきました。
こうした恵まれた環境の中でチームワークの大切さを学び、そして先輩、同僚、仲間に支えられながら仕事をさせていただいていることに感謝しています。
故郷の家・神戸のストレングスは地域(真野地区)交流と職員のチームワークです。
朴前施設長のこれまでの取り組みを踏襲し、地域のボランティアさんの心温まる交流、笑いのたえない施設を軸に、地域に開かれた、誰でも気軽に立ち寄れる施設、地域になくてはならない施設として、チームワークを以って取り組んで参ります。
松下 良平(まつした・りょうへい)
1978年神戸生まれの神戸育ち。近畿大学大学院経済学研究科卒業後、2003年故郷の家・神戸でボランティアをしたことを契機に「こころの家族」に入職。無資格未経験で介護職として勤務する傍らホームヘルパー2級を取得。生活相談員、事務職など様々な職種を経験し、2008年より総務課長、2015年11月より法人本部事務局長代理兼務を経て2017年10月より故郷の家・神戸の施設長として就任。