「必要なのは希望です」

弱いウクライナ市民を核保有国ロシア軍が無差別に殺している。
2月下旬にロシアによるウクライナ侵攻が始まって以来、ウクライナの約770万人が国内避難民になり、
約550万人が国外に逃げて難民になっている。
故相馬雪香先生といち早く「難民を助ける会」を立ち上げた吹浦忠正さんは、
「難民」という言葉は朝鮮戦争時に使われた避難民という言葉に由来すると聞いている。

朝鮮戦争はいろんな歴史を残した。
国連軍がすぐに参戦し、13か国から120余りの外国人民間援助団体が来て救援活動を始め、
連合会KAVA(Korean Association Voluuteer Agency )は戦後の破壊された韓国を復興させる
原動力となった。

朝鮮戦争で父が行方不明になり、夜盲症で一寸先は闇だった私に、米国CCF
(キリスト教児童福利会)の里親から届いた卓球セットの贈り物は希望をもたらした。
ある日、共生園の部屋に孵化器があった。
卵を鶏にして食べるためだった。
海辺では、自分の頭の5倍ほどの大きな石を50センチ間隔で並べてカキの養殖をした。
農村では、子どもがいる家に子牛を預けた。
子牛は成長して子牛を生み、新しい家にその子牛預けて村全体の所得を向上させた。
こうした援助は自立につながるプログラムであった。

ウクライナ難民を受け入れ支援することを考えてみた。
現金を送って支援すること。
孤児たちにはこころの里親になって支援すること。
養子縁組をして子どもを迎え入れること。
避難民を受け入れモノづくり技術を学ばせ働く機会を与えること。
働きたい希望者を多くの日本の福祉施設で受け入れる方法もある。
この他に、評価が高い日本政府の国費留学生制枠を大きく広げて避難民と難民から
希望者を募り旅費の支援まですることが望ましい。

今、ウクライナ避難民に必要なのは希望です。
経済大国から愛の大国になったら、日本の社会には活気が生まれるでしょう。

社会福祉法人こころの家族  尹基(Tauchi Motoi)

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